この動画では、「ブロッキング」という技術を通じて、集客効果を高めるための原稿作成方法を解説します。ブロッキングは、集客原稿を構成する際に考慮すべき5つの要素(フラッギング技術、キャッチコピー、メリット、お客様の声、反応装置)に焦点を当て、効果的なコミュニケーションを実現する方法です。この教材を通じて、視聴者はこれらの要素をどのように組み合わせて使用するか、そして顧客の関心を引き、反応を促す原稿をどのように作成するかを学びます。
ブロッキングの概念と重要性
宮田純 この動画ではブロッキングという考え方について解説をさせていただきます。売れる仕組み4ステップにおいて集客、週ネタもしくは見込み客フォローの際にお客様に対して皆様の魅力を伝える必要がございます。
その伝える時にどんなものが入っているといいか、あるいはどんな構成になっていればいいかという考え方について、そのような内容を伝えさせていただきます。それをブロッキングと申しまして、集客原稿と表現させていただいておりますが、例えば皆様がDMとして物理的な何かをお送りするあるいはお渡しするような時もそうですし、もしくはウェブページで何かを表示するような時も同じですが、どういう構成にしておくことによってお客様が興味を持ちやすくなるかということでございます。
ブロッキングの5つの要素
そのノウハウを知った上で是非皆様には活用していただければという風に思います。ブロッキングにおいては5つの要素を是非入れていただきたいと思ってまして、この5つの要素をブロックで分けてあるので、ブロッキングと言い方をします。その要素はここの左側に書いてあるフラッギング技術、キャッチコピー、メリット、お客様の声、そして反応装置、この5つです。この5つを網羅していただく上で、皆様の商品サービスあるいはその都度の企画によって入れ込む割合は変えていただいてもよろしいかと思います。最も効果性が高いという内容に従って是非加工してみていただければと思います。
そしてメリットですとかお客様の声、こういったことは見ていただくお客様にとって最も興味関心を高めるポイントになりますので、一定数以上のものを確保していただく、あるいは記載いただくということが効果性を高めることにつながります。こちらにはできれば8以上と書かせていただいておりますが、数字にこだわるというわけではございませんが、いくつかの事例を出しておいた方が、当てはまるという風に感じていただける可能性が高まりますので、その可能性が高まるような構成にしていただければと思います。
そして反応装置、こちらは3要素の動画の中でもお話しさせていただいておりましたけれども、この内容を見た時にお客様が一体どういう行動を取ればいいかということを明確にしてあげる、そのための内容、それが反応装置でございます。実際に興味関心を持った時に問い合わせるとしたらどこに問い合わせればいいのか?、あるいはどこから申し込めばいいのか、そのようなことが明確に分かるようにしておいていただければと思います。その際にお客様ごとによってどういうやり方であれば反応しやすいか、ということが変わってくる場合もございますので、この反応の仕方させ方については複数ご用意いただいてもよろしいかと思います。
このブロッキングを使ったやり方1つの事例をお示しさせていただこうと思います。
例えば私どものソフトブレーン・サービスでセミナーにご案内をしたいという時に、こういったチラシを作成したりということがございます。特に皆様に注目しておいていただきたいのは、まずこちらのフラッギングのところでございます。
冒頭のところに営業課題解決を真剣に考えている経営者、営業幹部、営業マネージャーの皆様という風に書いてあります。これを見た時にお客様ご自身が「あ、これは自分のことを指しているな」と自分向けのものだなというのを感じていただく、それが大事でございます。一般的なものではなくて自分向けだという風に思っていただくところがとても大事なところでございまして、できるだけ具体的にお示しした方が良いかと思います。
見ていただける方の幅を広げるために漠然としたものにしたい、というお考えをもしかしたらお持ちかもしれませんが、むしろ具体的にしておいていただいた方が見ていただく可能性は高まると思います。
例えばこのフラッギングの例で言いますと、営業課題解決を真剣に考えているの後にいくつかの役職名が書いてありますが、例えば全く同じ役職ではない方、自分はまだ営業マネージャーにはなっていないけれどもリーダーとしてやっていて、今後マネージャーになる可能性があるなと思っている方だったとしても、営業課題の解決、これは見ておいた方がいいなと思えば、見てみよう、聞いてみようというような興味関心が高まる可能性がございます。これが皆様へと書いてあった場合、そもそもそれが自分に当てはまるかどうかわからないということはございますので、このぐらい具体的に書いておいた方がよろしいかと思います。
実践的なブロッキングの応用
そして右下に表示させていただいているのが反応装置のところでございます。皆様ご自身がこれを持って、皆さんご自身がこういったチラシの上でお客様からどんな情報を得たいかということ、同時にお客様はどんな情報であれば出すことができるか、そのバランスを考えていただいた上で項目を考えていただき、そしてそれが例えばここに記載していただいた内容をメールで送っていただきたいのか、それともURLを添付した上でそのURLから申し込んでいただきたいのか、もしくは電話番号が記載されていてその電話番号まで電話をしていただきたいのか、そういったことが明確に分かるような反応装置、これを是非つけておいていただければと思います。
せっかく興味関心を持っていただいたお客様がすぐに反応できるように、反応装置の設定を忘れなく構成として入れていただきたいという風に思います。
経歴:
初期キャリア:
- 大学卒業後、新卒で人材サービス会社に入社(営業職)
- 25歳で営業リーダーに就任
- 30歳でBPO事業を立ち上げ
- 営業、業務設計、人員採用、業務マネジメント、プロジェクト管理などを担当
- 3年間で110名の事業本部を形成
医療人材サービス会社でのキャリア:
- 医療に特化した人材サービス会社に転職
- 営業部門の事業部長として72名をマネジメント
- 業績向上に貢献し、マザーズ上場を実現
- 遠隔診療事業と看護・介護派遣事業を立ち上げ、それぞれ1年で正式な事業部に
ソフトブレーン・サービスでの現職:
- 上記経験を活かし、ソフトブレーン・サービスに入社
- 現在に至るまでの営業、営業部門マネジメント歴:24年
ライフワーク:
- 少年野球のコーチ
- スポーツ観戦