お客様の脳内シェア

スーツとネクタイを締めた中年の男性が、日本語の文字が書かれた赤い背景の前に立ち、強力な顧客関係の構築とマーケティング戦略について話し合っています。複雑なグラフィック要素と会社名を特徴とするテキストオーバーレイは、顧客と脳内シェアの重要性を強調しています。


この動画では、売れる仕組みを構築するための4つのステップ(集客、集ネタ、見込み客フォロー、販売後のファン化)に焦点を当て、特にお客様との戦略的な関係性を深めるための「脳内シェア」という概念について詳しく解説します。この概念を理解し適用することで、限られた時間とリソースの中で、お客様に強い印象を残し、持続可能な関係を築く方法を学べます。


宮田純  この動画ではお客様の脳内シェアという内容につきまして解説をさせていただきます。

ソフトブレーンサービス株式会社のプレゼンテーションスライド。左側に「お客様」という語句が大きく表示された日本語のテキストが表示されている。スーツと眼鏡を着用したプレゼンターは、会社のブランドを示す背景の右側に立っている。

集客と集ネタ

皆様が売れる仕組み4ステップの中で集客、集ネタから見込み客フォローそして販売後のファン化、こういった時にお客様との戦略的な関係性を持つことでよりコミュニケーションを深めていくものと思います。

その時の考え方の1つとしてこの脳内シェアという考え方がございます。お客様との関係性を保つあるいはより良好な関係を構築していくために、確かに訪問頻度というもの、あるいは接点の回数ということは大きな要素となります。ただし、皆様の体は1つでございます。

この頻度を上げようと思っても物理的に難しいことがあったりするとか、限られた時間の中でこの頻度を上げることは限界があるものと思います。そこで皆様はお客様との関係性を保つために、この頻度ともう1つ、印象の強さというもの、この2つを掛け合わせていただく考え方をしていただきたいと思います。

脳内シェアによる顧客エンゲージメントに関する公式を説明する日本語のスライド。このスライドには、さまざまなコミュニケーション方法(対面、メッセージ、シンボル)とその接触頻度、影響の強さを比較した表が含まれています。下部には 2 人のビジネスマンが写っています。

まず頻度につきましては、皆様ご自身の時間が限られている中でお客様との接点を持つために、友人型コミュニケーションと言われる皆様ご自身が活動するだけではなく、情報型コミュニケーションと言われる仕組みを使った頻度をこういうことをしていただきたいという風に思います。例えばメールのようなものだったり、DMを多くの皆様に送る、こういったことを皆様ご自身ではない方も含めて、組織として行っていただく、これによる接触頻度を高めるような活動というのは是非行っていただきたいという風に思います。

見込み客フォロー

そしてせっかくお客様との接点を持つのであれば、接点を持つ際にいかに印象に残していただけるかということが重要な要素にもなってまいります。頻度を上げるためにとりあえず訪問しようということではなく、1回の面談あるいは1度の接触の中でいかに強い印象を与えられるかということについて思考していただいて工夫をする。これによって効率的にお客様との関係性を高めていく、そういったことをしていただければと思います。

この頻度と印象の掛け算によって関係性を深めてください。印象の強さ、これを高めるための行動としていくつか事例を出させていただこうと思います。

例えばインパクト、意外性を求めていこうとしたのであれば、同じように年賀状を毎年送っていますという状況に比べて、ある時突然クリスマスカードが送られてくるような状況の方が印象に残りやすいということはございませんでしょうか。実際に行動として行うその頻度は、年賀状を出すという場合でも、クリスマスカードを出すという場合でも、それほど変わらないと思います。それほど大きなコストをかけることなく、しかも印象、インパクト、意外性、そういったものを求められる手法とは何なのか、こういったことについて工夫をしてみる、あるいは皆様の活動自体が付加価値を生むものになっている、そういったことも印象の強さに繋がってまいります。

顧客脳内シェアについて説明した日本語のプレゼンテーションスライドです。数式、「接触頻度」と「印象強度」のグラフ表現、顧客を対象とした営業活動におけるコミュニケーション方法と有効性を示すイラスト付きの説明文が含まれています。

販売後のファン化

一度の訪問の中で有益な情報のご提供ができている、その情報を知ることであるいはその接点を持ったことによってお客様自身にメリットが発生した、それによってお客様がありがとうという感情を持ち、そして実際にありがとうと言ってくれた、こんなシチュエーションを作ることができれば、目的なく訪問している時に比べて大きな印象の強さを残すことができるかと思います。

同じ時間をかけるのであれば、具体的にどういう行動をすることがよりお客様の印象に残ることになるのか、それを考えていただきながらこの接触頻度と印象の強さという公式をもってお客様の中での脳内シェア、好感度を上げていく、この活動を集客、集ネタ、見込み客フォローそしてファン化の中で継続をしていただくことでよりお客様との関係性を高めていっていただければと思います。


宮田
ソフトブレーン・サービス株式会社 シニアコンサルタント

経歴:

初期キャリア:

  • 大学卒業後、新卒で人材サービス会社に入社(営業職)
  • 25歳で営業リーダーに就任
  • 30歳でBPO事業を立ち上げ
  • 営業、業務設計、人員採用、業務マネジメント、プロジェクト管理などを担当
  • 3年間で110名の事業本部を形成

医療人材サービス会社でのキャリア:

  • 医療に特化した人材サービス会社に転職
  • 営業部門の事業部長として72名をマネジメント
  • 業績向上に貢献し、マザーズ上場を実現
  • 遠隔診療事業と看護・介護派遣事業を立ち上げ、それぞれ1年で正式な事業部に

ソフトブレーン・サービスでの現職:

  • 上記経験を活かし、ソフトブレーン・サービスに入社
  • 現在に至るまでの営業、営業部門マネジメント歴:24年

ライフワーク:

  • 少年野球のコーチ
  • スポーツ観戦
エナスキ

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